about me

 

上級麹士、発酵料理家、フリーライター
わたなべまりこ
 
1985年生まれ。秋田県出身、新潟県三条市在住。
フリーライター渡辺まりこブログはこちら⇒「Watamaringo
 

食いしん坊の学生時代から社会人へ

幼いころから食べることが大好きで、あまりの執着心に食いしん坊ならぬ「卑しん坊」と呼ばれるほど(笑)就職活動は食品会社に絞り、トントン拍子で内定をいただきました。
 
初めての社会人生活は、食品卸会社からスタート!でも、やりたいことができない……モヤモヤが溜まる。自分は何がしたいんだろう?と模索しながら過ごす日々は辛いものでした。そして、結婚を機に退職、三条市へ。縁があってフリーペーパー製作の仕事に携わり、長男出産後フリーライターへ転身。書く仕事に面白さとやりがいを感じつつも、やはり食の仕事がしたいと思うようになります。
 
 

天然酵母パンとの出会い

妊娠中に時間の余裕ができた頃、天然酵母のパン作りに出会いました。酵母たちがぷくぷくと生きている様子はまるでペットみたいでかわいらしく、「天然」という響きも健康的な感じがして、どんどんパン作りにのめり込んでいくようになりました。そして「自分が探し求めていたものはパンだ!」と確信するようになります。
 
 

小麦アレルギーがデター!

しかし、その確信は長男の小麦アレルギーにより、不安へと徐々に変わってしまうのでした。それでもアイデンティティを見つけたわたしはそれを簡単には捨てられない。ハマればハマるほど、手放すのは惜しくなっていく。
 
横浜のパン教室へ通い、さらなるパンの面白さにハマっていくことに。毎日パン焼きをしてせっせと食べる。家族にも消費してもらう、そんなパン漬けの日々と同時に、体調面への反応に不安は加速する一方。矛盾に悩みながらもパンライフは続いていきます……。
 
そうこうしているうちに長男が1才半を迎える頃、小麦アレルギーは無事に完治。晴れてパン一色の生活になって、夢はパン教室(キラキラ)と思ったものの、そうはいかなかったのです。離乳をきっかけに、わたしの体調が悪化!悪化とは言いすぎかもしれないけれど、明らかに小麦を食べるとダルイ、身体が重い。ああ、これはもしかしてオッパイを通じて小麦の影響がぜーんぶ息子にいってたのかしらと。
 
 

手放したら、見えてきたこと

今まで時間もお金もかけてきたパンを手放すことは勇気がいることだったけど、思い切ってパンをやめてみたところ、徐々に体調は回復してきました。わたしの身体には小麦が合わなかったのかもしれません。もしくは、パン焼き生活のときに、必要以上に食べ過ぎてしまったのかもしれません。
 
誤解しないでいただきたいのは、わたしは「パン=体に悪いモノ」とは考えていません。パンは食べるのも大好きですし、自分で発酵させて焼き上げる過程は最高に楽しいです。でも、パンを教えるのを専門としてしまうと、わたしの場合は食べる量のバランスがとれなくなってしまいます。のめり込みすぎる性格ゆえ、パン尽くしになってしまいます。このバランスがとれていない状況がまずいと思ったのです。
 
パンを手放すと、これまで365日パンのことばかり考えていた頭に、今度は「発酵」「健康」というキーワードがふってきました。これはまぎれもなく直感。そして導かれるように福岡の発酵教室「麹でロハス」へ。ここでは、麹の作り方、麹を使った調味料、化粧品、その他発酵食品を学び「上級麹士」の資格を取得しました。
 
 

「発酵」をテーマに生きていきたい

わたしたちの日常にさりげなく潜んでいる菌たちのことをもっと知ること、活かすことで、生活は豊かになる。学び終えたあとは自然とそんな感覚が湧いてきました。うん、発酵の道に進もうと。
 
そんな訳で、一生おつきあいしていきたい菌たちと出会えたことは、大げさかもしれないけど、わたしの人生を変えました。これから「発酵」をテーマに、楽しくて愉快な料理を研究していきたいと思います。難しいことや面倒な作業はほとんどありません。時間をかけて菌たちが美味しくしてくれるだけです。わたしたちはその環境作りをしてあげるだけ。
 
遊ぶようにゴハンを作る。そんな「ハッコウアソビ」がわたしの目指す教室のカタチです。